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1 高齢化社会と介護資格取得

日本は今、高齢化社会が進む一方です。65歳以上の高齢者人口は2000万にも及び、総人口の22.1%を占めているという推計も出ています。

また、高齢者のみの世帯が増えているという特徴もあります。2007年6月の時点では、65歳以上の高齢者がいる世帯は、推定で1,926万世帯ですが、そのうち、573万世帯は夫婦のみの世帯なのです。

高齢者が高齢者を介護しなければならない世帯が多く、若い人がいる世帯が減る傾向があるようです。そして、2000年から介護保険制度が始まりました。そこで求められているのは、介護、福祉、医療などで働く人材です。

これからも高齢化社会が進むことが予想される中、注目されているものがあります。それは、介護資格です。

介護資格と言っても、その中には色々な種類があります。大きく分けると、資格取得の方法で二つに分かれます。

まずは決められた講習を修了すれば資格を取得できるというものです。ホームヘルパー(訪問介護員)はこれに該当します。

もう一つは、資格取得のために一定の経験が必要なもので、介護支援専門員がこれに当たります。さらに介護の資格は、国家資格、公的資格、民間資格、任用資格、認定資格などに分けられています。

国家資格とは、国が法律に基づいて資格として認めているもののことで、厚生労働省が行っている、社会福祉士、介護福祉士などがあります。介護に関する知識があるということは仕事以外の場面でも、例えば親や家族といった身近な人に介護が必要になった時にとても役に立つでしょう。

さらに、もしも自分自身が介護を必要とする身になった時にも、大いに役に立つものになるはずです。介護資格を取得するための知識や技術を学ぶことは、資格を手に入れるだけでなく、これからの高齢化社会を生きていく一人として、とても貴重な経験になることでしょう。